坂本よしたか

坂本よしたか【リップルが国際送金企業2社と提携】

坂本よしたかです。

リップルは、これまでの国際送金を大きく変えるとして期待されているシステムです。大企業との提携を次々と結んでいることから今後もさらなる拡大が見込まれ、それがコインの価格にも反映されるでしょう。

国際送金にかかる費用と時間は企業にとって大きな問題ですが、リップルの普及で早急に問題解決できると言われています。世界有数の金融機関がリップルと提携すれば一般的な認知度も高まり、さらに仮想通貨リップルの価値も高めてくれます。2018年に入ってからの大きなニュースと言えば、世界の大手送金企業5社中3社と提携したことです。1月には世界200国に拠点を置くマネーグラム、2月にはUAE Exchange、Western Unionとの提携を発表しました。シェアの大きな提携企業が増えることで社会的な信用が増すだけでなく、実用性の向上も期待されています。

これまでアメリカやイギリスなどの企業を中心に提携していたリップルですが、新興市場への参入も進めています。新たなターゲットとして選ばれたのが東南アジアではシンガポールのInstaRem、南米ではブラジルのBeeTechです。世界の人口の85%は新興市場と呼ばれる地域に住んでおり、世界でも大きな送金市場と言えます。ただ政情の不安定さや、金融市場の未熟さで銀行に対する信頼は高くないのも事実です。それに加えて送金の際の手数料が高く時間がかかるという点でも、問題点は少なくありません。しかしリップルと新興市場の送金企業が提携すれば、こうした問題点の多くは解決されるでしょう。

シンガポールのInstaRemは、東南アジア地域だけでなくオーストラリアやカナダなどへの接続にも注力しています。年間の取引数は50万件以上で、途上国への送金処理も数多く手がける企業です。ブラジルのBeetechも急速に成長を遂げている送金企業であり、世界各地への送金を行っています。リップルとこれらの企業が提携することで、途上国の企業がより容易にグローバル展開できるようになると考えられます。既に100社以上あると言われるリップルの提携先は、今後もさらに増加する予定です。追随する企業も増えると予想されることから、リップルが国際送金のスタンダードになる日も遠くないと考えられます。

国際送金のコスト削減や、時間短縮にリップルが果たす役割はかなり大きなものです。金融システムとして、欠かせない存在となることは間違いないでしょう。

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